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谷内亮太個展ゆめみのたびまでの経緯

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今回の「ゆめみのたび」と言うタイトルは去年から考えていたタイトルなのですが、昔から目に見える世界と目に見えない世界、現実と非現実の世界の境界やその関りについて興味があり、作品で表現したいと思っていました。

当初は例えば仏教の華厳思想のようなフラクタルな形状の世界を表現したいと思っていたのですが、その後もう少し現実的に作った物を1つ1つ販売して生活出来る様になりたいと思いちせと言うお店を営みながら、金属でアクセサリーを作る作家として活動する様になりました。

その後作品の幅が拡がるにつれ個展をしたいと思う様になって来た所で、東京の手紙社のお店soelさんで個展をする機会を与えて頂きました。

この時のタイトルは「かたちの生まれる所」で、目に見えない世界から形が生まれるイメージで作品を作りました。

去年は同じくsoelさんにて「ときのはて」と言うタイトルでの個展を開催しました。当初は「時間と空間の無い果ての世界」を想像して作品を作ろうと思っていたのですが、中々想像するのが難しく最終的に、思考自体を時間と仮定し、無思考の状態で心の中から浮かび上がったイメージを元に作品にしました。

今回のゆめみのたびは、高速道路で移動中に眠気を我慢して運転している時や、早朝から起きていて、眠気があるなか制作で集中している時に意識はあるのに夢を見ている瞬間がある事に気付き、それから着想し夢に出てきた生き物や、想像上の生き物をモチーフに作品を作ってみようと思いました。

またユングの元型や、シンクロニシティ、集合的無意識の様に、人間に共通する様な夢を見ないかなと思い夢日記を付けてみたりもしました。

そして夢について考え行くうちに、日常の合間に夢があるのでは無く、夢や実体の無い世界の中に浮き島の様に、現実の世界があるのでは無いかと想像する様になりました。

京都で初の個展です。メリーゴーランドさんでの展示と言う事もあり、メリーゴーランドのイメージから一角獣を作りたいと思い付いたので作ってみました。

他にも鏡や、オブジェ、吊り飾り、アクセサリーなど沢山展示しています。是非ご覧頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。