少し曇ったガラスの小瓶はいつ海を渡ったのでしょうか 錆びた釘は幾度の雨にうたれたのでしょうか 翡翠色の綺麗な器は何度の冬を暗い蔵で過ごしたのでしょうか ながい時を感じるのはそこにものが在るから 時とともに変化する姿を見て私はいろいろな物語を想像します いままでの時もこれからの時も大切にしたい 古びたものも新しいものも ここから始まるあなたとの物語を待ってます

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